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ニュースリリース

2025年の基準地価が公表されました

九州不動産鑑定所

2025年7月1日時点の全国の基準地価が公表されました。

全国平均では住宅地・商業地・全用途がそろって4年連続の上昇となりました。全用途は前年比で0.1ポイント拡大し、+1.5%でした。堅調な住宅需要に加え、インバウンド需要の拡大によるホテル建設や新規出店が地価上昇を後押ししました。

 

熊本県内では、全用途平均で前年比+1.7%と4年連続の上昇となり、「TSMC効果」で大津町や菊陽町を中心に工業地・商業地が大幅に値上がりしました。ただし上昇率は前年の+1.8%からやや鈍化し、住宅地では供給過剰感が広がる地域も見られます。県全体としては堅調に推移しつつも、地域ごとに差が出てきているのが特徴です。

 

※基準地価とは、都道府県が毎年9月中旬に公表する、7月1日時点における土地の1平方メートルあたりの価格で、主に不動産取引や地価動向の把握、公共事業の用地取得などの参考として使われます。公示地価と並び、土地価格の指標として重要な役割を果たします。

 

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